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自宅サロンの開業に必要な資格や届出

2019年8月29日
自宅サロンの開業に必要な資格や届出

自宅サロンを開業する場合、提供するサービスにより 資格や届出 が必要になることがあります。
ここでは自宅ネイルサロン、自宅まつ毛エクステサロン(自宅まつエクサロン)、自宅エステサロン、自宅リラクゼーションサロンについて解説していきます。
開業届については以下の関連記事をご覧ください。

自宅ネイルサロン

資格
特になしネイリストとしての技術を証明するための資格は有り
届出
特になし

自宅ネイルサロンを開業するにあたり必要な資格や届出はありません。
そのため誰でも自宅でネイルサロンをオープンさせることができます。
開業に必要な資格はありませんがネイリストとしての技術を証明するための資格がいくつかあります。

JNECネイリスト技能検定

主催
一般財団法人日本ネイリスト検定試験センター(JNEC)
3級
ネイルケア、ネイルアートなどネイルの基礎的な技術と知識の検定(筆記・実技)
2級
サロンワークで通用するネイルケアカラー、チップラップ、アートに関する技術と知識の検定(筆記・実技)
1級
トップレベルのネイリストとして必要とされる総合的な技術と知識の検定(筆記・実技)

JNAジェルネイル技能検定

主催
NPO法人日本ネイリスト協会(JNA)

I-NAIL-Aジェルネイル検定

主催
NPO法人インターナショナルネイルアソシエーション(I-NAIL-A)

これらの資格は国家資格ではないため、資格を取得していないと自宅ネイルサロンが開業できないというわけではありませんが、お客さまからお金をいただく上でネイリストとしての技術や知識は欠かせませんので自宅ネイルサロンを開業されている方の多くがこれらの資格を取得されています。

自宅まつ毛エクステサロン(まつエクサロン)

資格
美容師免許
届出
自治体(保健所)への美容所登録

自宅まつ毛エクステサロンを開業するには 美容師免許および自治体(保健所)への美容所登録の届出 が必要です。
自治体(保健所)への美容所登録にはさまざまな規定や基準が設けられており、自宅でそれらの基準を満たそうとするにはいくつものハードルがあります。
まつ毛エクステサロンを自宅で開業しようとするならば、その規定や基準を満たす環境になるよう自宅を整える必要があります。
詳しくは以下の記事で解説していますのでご覧ください。

自宅エステサロン

資格
特になしエステティシャンとしての技術を証明するための資格は有り
届出
特になし

自宅エステサロンを開業するにあたり必要な資格はありません。
自宅ネイルサロンと同様に誰でも自宅でエステサロンをオープンさせることができます。
開業に必要な資格はありませんが、エステティシャンとしての技術を証明するための資格はあります。

一般社団法人日本エステティック協会

この協会はエステティシャンの職能団体として設立され、同協会が主催するエステティシャンの認定資格があります。

一般社団法人日本エステティック業協会

この協会はエステティックサロン事業者の団体で同協会が主催するエステティシャンの認定資格があります。

これらの資格は国家資格ではないため、資格を取得していないと自宅エステサロンが開業できないというわけではありません。
日本ではエステティシャンの公的資格制度がないため、こういったさまざまな団体や企業等が独自にエステティシャンの資格を認定しています。

自宅リラクゼーションサロン

資格
特になしセラピストとしての技術を証明するための資格は有り
届出
特になし

自宅リラクゼーションサロンを開業するにあたり必要な資格はありません。
そのため、自宅でもリラクゼーションサロンをオープンさせセラピストとしてお客さまに施術を行うことができます。
開業に必要な資格はありませんがセラピストとしての技術を証明するための民間資格はいくつかあります。
リラクゼーションサロンを開業する場合には資格や届出は必要ありませんが注意点が1つあります。
それは 国家資格を必要とするマッサージ と混同させてはいけないという点です。
しかし、現在の法律ではマッサージともみほぐしの明確な行為の違いは示されていません。
そのため、マッサージという表現は使わずに「 もみほぐし・ボディーケア、疲労回復、癒やし 」という言葉を使い治療行為とは一線を画して法律に抵触しないようにすることが必要です。
詳しくは以下の記事で解説していますのでご覧ください。

まとめ

ここまでいろいろな資格がでてきましたが、まつ毛エクステ以外の美容サービスでは自宅サロンを開業するために必要な資格や届出はないということがお分かりいただけたかと思います。

スキルアップのために資格を取得されることは技術や知識の向上に必要なことですが、資格を取得しているからといって集客に反映されるかというと決してそうではありません。
資格の取得と集客は別もの です。

実際に来店されるお客さまの多くが資格の内容については知らないことがほとんどです。
お客さまからすれば営業をしているサロンにはネイルやエステなどの技術はあって当然との認識で来店されます。 資格を持っている、持っていないに関わらず、実際にサービスを受けてあなたの技術や自宅サロンに対する印象によってまた次回来店しようかどうかを決めるわけです。

自宅サロンの場合にはお客さまがあなたとあなたの自宅サロンにどういった印象を持つかが非常に重要なポイントになります。
難易度の高い資格を持っていても、接客や施術場所の印象が悪ければお客さまは再来店してくれずリピーターを増やすことはできません。 リピーターを増やすことができなければ口コミの広がりも期待できなくなります。 資格は自分のスキルアップを目的としたものです。
自宅サロンの場合には資格ばかりに捉われるのではなく、自宅サロンならではの丁寧な対応を心がけていくことが大切です。

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